オリジナル性や特性
「楽衛門」は、従来の商品の問題点を解決した、進化系のアシストスーツです。
楽衞門は、「日本製で価値あるものづくり」をスローガンに、優れた技術を持つものづくり企業・匠の技術を誇る縫製職人・トップクリエイターが共創し、従来のアシストスーツが持つ「高額・重い・複雑」というイメージを覆し、「安価・軽量・簡単」を実現しました。
パンツを履いて、両肩にショルダーベルトをかけて、左右のストラップをに引き下げると10秒で着用できます。
株式会社ラクエモン(代表取締役:杉村社長)が腰椎ヘルニアにより4回の手術を経験し、自ら開発したアシストスーツ「楽衞門」は2021年11月8日に特許取得しました。
商品開発の背景
楽衛門の開発を目指したきっかけは、自らが長年患っていた腰痛です。
私は過去に4回のヘルニア手術を受けていますが、完治に至らず、腰痛に悩む日々を何年も過ごしてきました。
ヘルニアの後遺症による“神経痛”と“身体の痺れ”に耐えながら、高齢者と障がい者への介護トレーナーとして従事していましたが、介護の仕事は想像以上に辛く、特に腰への負担が大きいことに気づかされました。介護士の多くは腰痛をこらえながら業務にあたっており、中には辛さに耐えかねて離職される方もいました。
そういう現場を自らも経験し、腰への負担を軽減できる商品を探し求め、いくつものアシストスーツを体験してきましたが、実際に効果を実感できる商品は見つかりませんでした。
そこで自らの辛い経験を基に、腰の負担を軽減できるアシストスーツを「世の中で一番興味を持っている人間が創ってやる!」という思いが高まり、その思いを実現するために行動しました。
今後の展望
少子高齢化社会が進む日本の課題として、老々介護や高齢労働者が大幅に増加することが予想されており、労働環境の改善、腰痛という労災(労働災害)の防止対策として、アシストスーツの需要が高まっています。
「これがあってよかったね」と言われるようなものをゼロから創り上げ、介護、農業、物流、製造業などの力仕事の現場で活躍できる定番アイテムとして定着させることを目指しています。