概要
水稲・畑作
畑仕事は、中腰と立ち上がりの繰り返し動作が増えますが、アシストスーツは、そのような上下運動のサポートもしてくれるので、通常業務の負担を大幅に減らすことができます。
野菜・果樹・園芸
収穫した農作物を、トラックや台車に上げ下ろしする際に助かります。
畜産
畜産も、中腰や低い姿勢での手作業が多いです。
そのため、しゃがんだり、立ち上がったりの動作の繰り返しが辛いという声を聞きますが、アシストスーツを使用することで立ち上がり動作が楽になります。
効果
高齢化や人手不足が深刻な農業。 働く人の負担が、今後も増えることが予想されることから、腰の負担を軽減できるアシストスーツが注目されています。
【農作業に寄り添った設計】
忙しい農作業では、装着のしやすさが重要になってくると考えています。着用に誰かの補助が必要だったりすると、その不便さから使用する方がいなくなるだろうと考えたため、その場で10秒で着用できる設計にしました。汚れやすい農作業向けに洗濯機で丸洗いもできような生地に耐久力も兼ね備えた生地を選びました。
また、ショルダーベルトを緩めるだけでアシスト機能のロックと解除ができるため、着用したまま通常作業ができます。
エビデンスに基づき、東京大学からスピンオフしたXenoma社のモーションキャプチャ(e-skin MEVA)と、テラバイト社の骨格筋モデル機構解析システム(AnyBody)を使用し、腰部の筋張力、関節反力等の負担をデータ解析した結果、腰から背中の筋肉負担を約15%軽減、腰椎への関節負担を約4%軽減することを証明しました。
アシスト機能付きのパンツとして特許取得しました。